団体概要

特定非営利活動法人音の風  The Otonokaze non profit organization

名称 特定非営利活動法人音の風
設立 2003年(平成15年)6月25日
役員 代表理事  西野桂子
副代表理事 山下聡
理事    國領亜由美, 滋野浩毅,木下裕史,馬場雄司
監事    庄林幸士
目的 当法人は、地域に暮らす人々とともに音楽を分かち合うための実践家の育成と派遣を行い、音楽を通して心の交流の機会を創出することによって社会福祉へ貢献するとともに、社会貢献活動の推進に尽力できる環境を創り出すことを目的とする。
活動の種類 (1)保健、医療または福祉の増進を図る活動
(2)社会教育の推進を図る活動
(3)学術、文化、芸術またはスポーツの振興を図る活動
(4)子どもの健全育成を図る活動
事業概要 (1)音楽のボランティアの育成及び派遣事業
(2)福祉施設や教育機関等への演奏家派遣事業
(3)音楽の生涯学習の推進及び支援事業
(4)音楽療法士の育成及び派遣事業
(5)音楽イベントの企画・運営事業
(6)音楽に関する調査・研究事業
(7)音楽に関する出版物の刊行
(8)音楽環境の創造に関する事業
(9)地域における市民活動の推進及び支援事業
(10)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
定款
財務
事業報告書
パンフレット

音の風の歩み

2003年

●音楽をとおして社会福祉に貢献することを目的に法人格取得。会員12名でスタート。
●文化庁委嘱事業 音楽ボランティア養成講座事業実施
●財団法人松翁会助成事業 手作り楽器のための手作り楽器事業実施

2004年

●大阪ガス助成金事業 高齢者のための手作り楽器事業実施

2005年

●財団法人太陽生命ひまわり厚生財団 音楽ボランティア養成講座事業実施。
●会員親睦会みゅ~ふぇす開催

2006年

●中高年のためのピアノサロン事業開始
●京都市福祉ボランティアセンター助成事業 親子で音楽ボランティアに行こう事業
●独立行政法人福祉医療機構助成金事業 スマイルミュージックフェスティバル事業実施

2007年

●市民活動センターにスモールオフィス開設
●大学学生連携開始。京都女子大学発達教育学部教育学科音楽教育学専攻の教授、学生との連携を図り、地域と音楽家をつなぐコーディネートに力を入れる。スマイルミュージックフェスティバルにボランティア5名参加

2008年

●京(みやこ)地域福祉パイロット事業助成、京都府地域力再生プロジェクト事業助成、地域の人権啓発支援助成 スマイルミュージックフェスティバル事業実施

2009年

●山科にスモールオフィス移転。
●京都府地域力再生プロジェクト事業助成、地域の人権啓発支援助成 スマイルミュージックフェスティバル事業実施
●「音の風音楽塾」として大学の専門の教授による講義を5回開催

2010年

●京都府地域力再生プロジェクト事業助成、スマイルミュージックフェスティバル事業実施
●「音楽サポート隊」として学生による合唱指導を年6回実施。

2011年

●京都府地域力再生プロジェクト事業助成、スマイルミュージックフェスティバル事業実施
●京都市岡崎いきいき市民活動センターの指定管理者となる

2012年

●京都府地域力再生プロジェクト事業助成、スマイルミュージックフェスティバル事業実施

2013年

●音の風10周年記念パーティみゅ~ふぇす実施
●東山区まちづくり支援事業助成、京都府地域力再生プロジェクト事業助成、スマイルミュージックフェスティバル事業実施
●音の風ミュージックサロン開講

2014年

●東山区まちづくり支援事業助成、京都府地域力再生プロジェクト事業助成、スマイルミュージックフェスティバル事業実施

2015年

●東山区まちづくり支援事業助成、京都府地域力再生プロジェクト事業助成、スマイルミュージックフェスティバル事業実施

2016年

●ミュージックサロンコンサート第三回 ロームシアター京都ノースホールで開催
●京都市人権啓発活動補助金、京都府地域力再生プロジェクト事業助成、スマイルミュージックフェスティバル事業実施

2017年

●ミュージックサロンコンサート第四回 ロームシアター京都ノースホールで開催
●京都市人権啓発活動補助金、スマイルミュージックフェスティバル事業実施

2018年

●space ONZO スペース オンゾ開館。貸館事業を始める
●ミュージックサロン事業 子どもコーラスcomodo、ポップスコーラスアドバンスを開講
●ミュージックサロンコンサート第五回 ロームシアター京都ノースホールで開催
●京都市人権啓発活動補助金、スマイルミュージックフェスティバル事業実施
●共同募金配分金事業「“こころのひとりぼっちをなくそう”応援プロジェクト」
 「じゆうなおんがく じゆうなダンス」開催
●space ONZO  オープニングイベンド「クラビラキ」開催

2019年

●短期音楽講座開催目的の為、クラウドファンディングを募り、目標達成する。
●「2019年夏 短期講座」として開催。(ゴスペルコーラス、ポップスコーラス、ピアノ)
●ミュージックサロンコンサート第六回 ロームシアター京都ノースホールで開催
●中高年のための歌声教室 追加開講(毎月第3水曜日10:30~12:00)
●子どもコーラスcomodo 京都はぐくみ憲章実践推進者<はぐくみアクション賞>受賞
●ミュージックサロン「おとな鍵ハモ」(鍵盤ハーモニカ教室)を開講
●一般社団法人 非営利組織評価センター(JCNE)ベーシック評価を受ける

2020年

●space ONZO スペース オンゾ閉館。
●ミュージックサロンコンサート第七回 京都市国際交流会館で無観客で開催・動画公開
●京都府文化芸術活動支援補助金、京都市人権啓発活動補助金、赤い羽根共同募金
 スマイルミュージックフェスティバル映像作品事業開催・動画公開
●子どもゆめ基金助成金事業「じゆうなおんがく・じゆうなダンス」開催

2021年

●ミュージックサロンコンサート第八回 ロームシアター京都ノースホールで無観客で開催・動画公開
●高齢者向け介護予防プログラム「MusicMix(ミュージックミックス)」を開発。
東山区社会福祉協議会、岡崎いきいき市民活動センターで開催。

2022年

●ミュージックサロンコンサート第九回 ロームシアター京都ノースホールで3年ぶりに有観客で開催・動画公開


理事の紹介

代表理事
西野 桂子  Keiko Nishino

京都市に生まれる。
博士(文化政策学) 京都橘大学大学院文化政策学研究科博士課程修了,武庫川女子大学音楽学部非常勤講師。
京都女子大学音楽教育学専攻卒業。滋賀大学大学院教育学研究科修士課程修了。
地域音楽コーディネーター(公益財団法人音楽文化創造)
作曲家,オルガンプレイヤー。作曲家としては、2012年 うたとピアノのための「いのちのおもさ」、2014年に女声合唱曲「音楽を聴かせて」を出版。その他,地域の人々を対象とした作曲ワークショップも行う。地域のうた,福祉施設のうた,障害がある人や子どもたちとともに作曲を行いCDを制作。作曲活動を通して心の交流を深める活動に取り組んでいる。趣味は台湾旅行で台湾のお友達多数。超猫好き。


副代表理事
山下 聡  Satoshi Yamashita

立命館大学産業社会学部(人間・文化コース)卒業。京都市役所に入庁後、福祉(生活保護ケースワーカー等)、岡崎地域の活性化(京都岡崎魅力づくり推進協議会事務局長)、京都駅東南部エリアの活性化、京の食文化普及、観光振興、文化芸術の振興等、幅広い行政施策に携わる。 また、中学生の頃に鍵盤楽器を始め、以降バンドでの演奏活動を行い、現在もキーボード奏者(ピアノ、オルガン、アコーディオン等)として京都市内のライヴハウス等に出演。


理事
國領 亜由美  Ayumi kokuryou

大阪医療秘書福祉専門学校卒。
音の風中高年のためのピアノサロン講師。
6才からピアノを始める。新垣友美子氏に師事。
2003年に音の風が実施した第1回音楽ボランティア養成講座(文化庁委託事業)を受講。高齢者施設、障がい者施設での音楽レクリエーション活動、伴奏を行う。 音の風の音楽活動を通じて当事者、対象者の人のつながりに感謝している。趣味は自然の多い所へ旅行、オペラ、ミュージカルの鑑賞。


理事
滋野 浩毅  Hiroki Shigeno

京都橘大学大学院文化政策学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文化政策学)。現在、京都産業大学現代社会学部教授、きょうとNPOセンター理事他。 専門を活かして芸術文化と地域や社会との接点の作り方、そこでの市民活動団体の位置づけについて実践しながら考え中。 趣味は旅行、料理(最近は専ら家事としてですが・・・)、読書。 楽器なり歌なり何か一つぐらい趣味に加えられたら・・・


理事
木下 裕史  Hiroshi Kinoshita

京都市生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業後、電子楽器メーカー入社。執行役員、取締役人事総務担当を経て退任。
現在は、人材会社にて、企業向け研修講師のほか、研修プログラム開発、講師育成などを担当。
元 静岡県『人づくり推進県民会議』少子化部会員。
公益財団法人日本生産性本部認定キャリアコンサルタント。
特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会会員
音の風との出会いをきっかけに、学生時代に好きだった歌うことやギターを再度練習中。


理事
馬場 雄司  Yuji Baba

京都文教大学総合社会学部教授。
インド、ネパール、ブータン、中国雲南省、タイ、ラオスなどで音楽のフィールドワークを経験、とりわけ90年代以降は、タイを中心とした東南アジアの音楽や文化の調査を手がけ、北タイ音楽の演奏活動や、タイ音楽・舞踊ワークショップを行ってきた。また、竹など自然素材の民族楽器の医療・福祉分野での可能性も研究、福祉施設での民族楽器による参加型ちんどん、障がい当事者との音楽コラボなどの活動を通して、音楽と「癒し」、アートと福祉といったテーマに取り組んでいる。宇治の音風景100選プロジェクトを通じて、地域の音環境についても考えている。